2026.10.20

【マイクラ】fillで安全に整地する方法!座標の数え方と範囲指定の失敗対策

マイクラの地形を背景にfillの安全な範囲指定を案内する画像

広い土地を平らにしたいとき、/fillを使えば指定した直方体をまとめて置き換えられます。最初に決めるのは土地の広さではなく、残す地面と消す高さの境界です。

地面を残すつもりで同じ高さから空気に変えると、足場まで消えます。建物やチェストが範囲に入っていれば、それらも対象です。

まずワールドのコピーで、小さな範囲を試してください。本番と同じ座標で結果を確認してから、少しずつ作業面積を広げます。

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spaこの記事を書いた人

マイクラサーバーの構築と運用を繰り返して4年。今も経済サバイバル「spa77.works SMP」を運用中で、その経験をもとに記事100本以上を執筆。

最初にワールドをコピーして退避場所を決める

/fillには、直前の変更をそのまま巻き戻す専用の取り消し機能がありません。失敗してから同じ範囲を土で埋めても、元の建物やチェストの中身までは戻りません。

  1. 作業を止め、ワールドのコピーかバックアップを作る。
  2. コピーを開いて、対象の建物や地形が残っていることを確かめる。
  3. 消したい範囲の外に立ち、始点と終点の座標を記録する。
  4. 小さく区切った範囲でコマンドを試す。

Java版のシングルプレイとサーバー、統合版では権限の設定方法が違います。コマンドを実行できないときは、管理者権限とチートの許可を先に確認してください。サーバーで遊んでいるなら、管理者にOP権限を付けてもらう必要があります。

統合版の実績を残したい場合

チートを有効にする前に、元のワールドを別に保存してください。建築の実験はコピー側で行い、実績用のワールドへ設定を持ち込まないようにします。

座標は直方体の対角にある2点を指定する

Xは東西、Yは高さ、Zは南北の位置です。地面を平らにするなら、残したい床の高さと、その上にある障害物の高さを分けて考えます。

始点と終点の両端を含め、5かける1かける5で25ブロックと数える範囲の概念図

たとえば、床ブロックの座標がY=64なら、その上に立つプレイヤーの足元はY=65です。床を残して上だけ消す範囲もY=65から始めます。

Java版ではF3のデバッグ画面で座標を確認できます。現行版で必要な項目が出ない場合は、F3+F6でデバッグ設定を開き、表示する情報を選んでください。床を狙って表示される対象ブロックの座標と、プレイヤー自身の座標を混ぜないでください。

統合版ではワールド設定の座標表示を使います。表示されるのはプレイヤーの位置なので、通常の立方体ブロックの上に立っている場合、床ブロックのY座標は足元より1小さくなります。

ハーフブロックや段差の上では高さを読み違えやすいため、最初は普通のブロックを目印にしてください。床として残すブロックの高さを決め、そこより1段上から消すよう記録してください。

作業始点終点対象
5×5の床を作る0 64 04 64 425ブロック
床の上を3段空ける0 65 04 67 475ブロック
幅を10に広げる0 64 09 64 450ブロック

この座標は説明用です。自分の拠点へそのまま実行せず、作業したい場所の座標へ置き換えてください。

ブロック数は各軸の差に1を足して掛け合わせます。0から4までは4個ではなく、0・1・2・3・4の5個です。

(Xの大きい値 − 小さい値 + 1)
× (Yの大きい値 − 小さい値 + 1)
× (Zの大きい値 − 小さい値 + 1)

負の座標でも計算は同じ。X=-2からX=2なら幅は5ブロックになります。

最初は相対座標より絶対座標で試す

数字だけの座標は、立つ位置を変えても指定先が変わりません。対して~を使う相対座標は、実行した位置を基準にします。

作業中に歩いて同じ相対座標のコマンドを再実行すると、別の場所を変更してしまいます。整地の境界を固定したい間は、記録した絶対座標を使うほうが見直しやすいでしょう。

小さな床を作り、その上だけを空気にする

空き地で、指定した範囲に建物や収納がないことを確認してから始めます。ここでは床を作る作業と障害物を消す作業を別々に実行します。

1. 5×5の石の床を作る

説明用の座標に石の床を作るコマンドです。Y=64の1段だけを対象にしています。

/fill 0 64 0 4 64 4 minecraft:stone

実行後は、四隅と中央の高さを確認してください。違う場所に床ができたら、そのまま次の削除コマンドへ進まず、座標を書き直します。

2. 床の上を3段空ける

床を残したまま、Y=65からY=67までを空気へ置き換えます。削除範囲の外から実行してください。

/fill 0 65 0 4 67 4 minecraft:air

床が残り、その上だけが空けば範囲の取り方は合っています。残った木や建物の上部を確認し、必要な範囲だけ次に処理します。

砂や砂利のように落下するブロック、水や溶岩が境界の外にある場合も見てください。指定範囲を消した後に、周囲から落ちたり流れ込んだりすることがあります。

置換モードは壊したくないものに合わせて選ぶ

何も付けない例は、指定範囲をそのブロックへ置き換える使い方です。既存の建築がある場所でいきなり広く使うのは避けましょう。

やりたいことモード気を付ける点
空気の場所だけに置くkeep既存の地面を平らに削る用途ではない
指定した種類だけ変えるreplace+対象ブロック対象外の草や石などは残る
外側だけ作るoutline内側の既存ブロックは残る
外側を作って中を空けるhollow内側を保存するモードではない
壊した際のドロップも出すdestroy大量のドロップで重くなるため整地の基本にはしない

たとえば石だけを空気へ置き換えるなら、版ごとの構文で対象を絞ります。石で造った建物も同じ種類なので保護されません。

Java版で、例の範囲にある石だけを消す場合。

/fill 0 65 0 4 67 4 minecraft:air replace minecraft:stone

統合版では、ブロック状態の指定位置を含めた構文を使えます。

/fill 0 65 0 4 67 4 minecraft:air [] replace minecraft:stone

[]はブロック状態を追加指定しない形です。Java版の例へ混ぜず、遊んでいる版に合うほうを使ってください。

上限や範囲外のエラーが出たときの確認順

広い範囲で失敗したら、まず同じ場所の小さな範囲へ戻します。権限がないのか、座標が違うのか、範囲が大きすぎるのかを分けるためです。

症状最初に確認すること次の対処
コマンドが使えないチート・権限管理者へ確認する
構文エラー版、空白、ブロックID短い基本形から試す
ブロック数が多すぎる両端を含む体積土地を小さな区画へ分割する
ワールド外・範囲外と出る高さと読み込み範囲対象の近くで小さく実行する
変更数が0になる元のブロックと置換条件すでに同じ状態でないか確認する

Java版では変更上限のゲームルールがあります。現在の名称はminecraft:max_block_modificationsで、旧記事のcommandModificationBlockLimitとは名前が異なります。

まず変更せず、現在の値だけ確認する場合はこのコマンドです。

/gamerule minecraft:max_block_modifications

このJava版用の設定を統合版へ持ち込まないでください。上限を増やすことより、影響を確かめやすい小区画で進めることを優先します。

たとえば横幅を半分にして、片側の整地結果を確認してから残りを実行します。区画の境界は両端を含むため、1区画目がX=0〜15なら、次はX=16からです。

間違えて消したときは作業を止める

異常に気づいたら、同じコマンドを何度も実行しないでください。まず削除した範囲と、元に戻す必要があるものを確認します。

床だけなら再設置で足りる場合もあります。一方、収納の中身や複雑な建物を消した場合は、作業前のバックアップへ戻すほうが確実です。

マルチプレイでは、自分以外の進行も巻き戻る可能性があります。復元時点と影響する範囲を参加者と確認してから、管理者へ復旧を依頼してください。自分がサーバーの管理者なら、サーバーのバックアップから戻す手順で復元できます。

範囲が広い整地を何度もするなら、サーバーにWorldEditを入れる方法もあります。直前の変更を//undoで取り消せるので、/fillより失敗したときに戻しやすくなります。

大きな街を作る予定なら、整地の前に道路や区画の決め方を考えておくと、必要以上に地形を削らずに済みます。

fillで整地するときによくある質問

Qfillに取り消しコマンドはありますか?
A

バニラのfillに直前の変更を自動で元通りにする取り消しはありません。元の地形や収納まで戻したい場合は、作業前のバックアップが必要です。

Q平らな床なのに指定数が予想より多いのはなぜですか?
A

始点と終点の両方を含めて数えるためです。0から4は5ブロックで、5×1×5の床なら25ブロックになります。

Q空気へ置き換えるとアイテムを回収できますか?
A

通常の置換は採掘して回収する操作とは違います。必要な資材や収納を先に運び出してから整地してください。

Q上限を大きくすれば一度で全部消せますか?
A

上限以外にも読み込み範囲や処理負荷があります。設定値を増やす前に小区画へ分け、各区画の結果を確認して進めてください。

まとめ:残す床と消す高さを分け、小区画で確認する

整地を始めるときは、コピーしたワールドで床1段とその上の空間を分けて試すところから。座標と結果が一致してから、本番で同じ区画を処理してください。